イラストレーター・じゅーぱちは、クライアントワーク以外にもオリジナルのイラストや漫画を制作していて、SNSや投稿サイトに投稿して作品を発表しています。
カラーイラスト
【シリーズ】あみちゃんとこうくん
純情なふたりのワンシーンを描いています。
早く会いたい気持ちだったり、喜ばせたい気持ちだったり…。
SNSなど使っているアイコンの女性は「あみちゃん」と言う、イラストレーターとして独立前からいる私の看板娘だったりします。
【シリーズ】末永さんち
こちらはとある親子の素朴な家庭のワンシーンを描いたシリーズです。
子供の何気ない優しさに気付かされたり、微笑ましいと思った体験を元に何気ないワンシーンを描いています。
その他のイラスト
その他にも合同展示会に参加した時のイラストや私の創作漫画のキャラクターのワンシーンだとか、新しく描いてみたいと思ってとりあえず描いてみたものとか掲載しています。
創作漫画
ご依頼のイラストや漫画を描く合間の時間を使ってまで創作の漫画を描くのは様々な理由があります。
私の場合は、いわゆる漫画雑誌の連載漫画家を目指しているわけではなく、例えば教育関連の漫画や「まんがでわかる〜」と言った書籍などの漫画を制作する際に、きちんとご依頼側の伝えたい事を伝えるだけの技術向上と言うのも創作漫画を作る大きな理由の一つです。
その為、「見やすい・読みやすい・わかりやすい」を心がけて制作しています。
筆を折りかけた僕に女神さまが舞い降りた
小学校の頃、学年でダントツで絵の上手い子がいて、自分の考えた鳥のキャラクターをその子が描いて卒業文集の扉絵に採用された私の出来事を軸に、フィクションとして制作した漫画です。
また、この「筆を折りかけた僕に女神さまが舞い降りた」は、現在書籍化に向けて活動しています。
お読み頂いて興味を持って頂けましたら、ぜひお声がけください。
そんな事どうだっていいんだ
48ページの読み切り作品。
人の目を気にする男の子が人目をはばからずに想いを叫ぶ話です。
若い頃は特に同調圧力であったり、自分の好きな物が好きだと言えない空気だったり。
そんな同じような体験をされた方々にたくさん共感して頂きました。
ハートフルストーリー
創作漫画の第1作です。
しゃべる鳩と青年のお互いの恋の悩みを相談しあううちに相棒としての信頼を築いていく、くだらないギャグと心温まる?ハートフルストーリーです。
創作活動の意義・目的
仕事の合間を縫ってまで時間をつくり、創作活動をするのはたくさんの理由があります。
・自己表現としての場
・自分の作品が少しでも人の心を動かした時の喜びを得られる
・作家としての作風の確立
・自分の存在を知ってもらうきっかけとする
・技術向上
・クライアントワーク以外での収益化に繋げる
・心のチューニング
・やっぱり絵を描くのが好き
この創作活動は、私にとってとても大切な位置付けで、趣味というには生活の為のお金やチャンスに繋げるために真剣に考え取り組んでいますし、仕事と言うには世の中のトレンドとかそう言う物にこだわりすぎずに、自己表現の為に好きに取り組んでいるそんな活動です。
2016年よりイラストレーターとして活動していますが、私の場合はとてもクライアント様に恵まれていて大きなトラブルもなく本当に素晴らしい方々と取引をしてきました。
そんな方々との取引でも、いやそんな方々だからこそクライアントワークは神経を使い、自分の満足よりもお客様に喜んで頂く為に自分の望まない修正に取り組む事も多くあります。
「本当に自分はこうしたかったぁ。でもご依頼頂いて報酬を頂いているのだからお客様のご要望を優先するのは当然だ。」納得をしたつもりでも、そうした心の中のモヤは気付かないうちに少しずつ少しずつ溜まっていき、やがて心の中で爆発します。
そんな時に、誰の意見も聞く100%自分の思い通りに描ける作品があると言うのはとても大切だと実感しています。
じゅーぱちとして活動する前は、自分の作家性を出すイラストレーターとしてではなく、いくつかのタッチを使い分けてお客様の要望に合わせて絵柄を提案したりもする、よりビジネス特化なイラストレーターとして活動していました。(今でもよりビジネス向けにいくつかのタッチを使って受注する別名義での活動は並行して続けています)
そうする内に、自分の本当に描きたい絵柄や方向性が分からなくなり自分の絵がファイルを開くのが苦痛に感じるくらい嫌いになってしまった時期がありました。
そんな時期があり、本当に自分の好きを追求した絵柄や方向性を1年以上考えて始めたのが、この「じゅーぱち」の名義です。
創作活動をしてカラーイラストを毎月1枚は投稿していき、自分の本当に描きたい絵はこうなんだと実感するにつれて、不思議な物でファイルを開くのも嫌になっていた昔のイラストもまた好きだと感じられるようになってきました。
私がプライベートで絵を描いたり漫画作品を作ったりする意味は色々ありますが、100%の自己満足をぶつけられる場所の確保でもあります。
イラスト制作や漫画制作の仕事の難しい所は100%自分の思い通りに描こうとしても100%相手に合わせて描こうとしようとしてもダメで、自分の感性を大切にしつつ、その感性でご依頼側の要望に応えるバランスが大切だとも感じています。
創作活動はそんな風にクライアント様のご要望に全力で応えられる心のバランスを取るためのチューニングでもあります。
2羽のインコと暮らしています
我が家には2羽のインコ(セキセイインコの「クウ」と、オカメインコの「まろ」)がいます。
私のイラストや漫画には鳥がたくさん出てきますが、とても鳥が好きです。
写真は少し前の作業環境ですが、帰宅後や休日は仕事場を鳥のアスレチックのようにして放鳥をしています。
私の作品にはどこかに鳥が登場します
創作作品の中にほぼ必ず鳩などの鳥が登場します。
なかなかない事ですが、クライアントワークでも長年ご依頼頂いている株式会社ティエラコム様のポスターイラストでは鳩と雀をポスターイラスト内で描かせて頂いていて、お客様から「鳩と雀忘れてますよー」とご指摘頂いた事も。
楽しみながら描く上で遊び心を受け入れて頂ける事は本当に有難いことです。
いつまでも絵が好きでいられるように、クライアントワークも全力で取り組めるように、これから私はプライベートでの絵を描き続けていきたいと思っています。